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近年(今年)の台風が多い理由は何?多すぎる原因やメカニズムをチェック

最近、台風多いですよね。

本来台風といえば、9月の頭に多くやってくるイメージがあったんですが、今年は10月に大型台風が日本に上陸して、甚大な被害を及ぼしました。皆さんのご無事をお祈りしています…。

ところで、どうして日本はこんなに台風が多いんでしょうか?そして、どうして近年さらにその発生回数は増えているんでしょうか…?今回は、台風について調べてみました。

近年(今年)の台風が多い理由は何?

まず最初に、あなたは台風の定義をご存じでしょうか?

台風というのは、「熱帯または亜熱帯低気圧が大きくなり、時速が最大で17メートル以上となったもの」のことです。時速まで定義に含まれているんですね。

本来、台風といえば、8月の終わりくらいから9月にかけて何回か発生するというイメージがありますが、最近は7月…下手すると、6月にも発生することが多々ありますよね。ここ数年は、特に台風のニュースが多い気がします。

台風以外にも、夏は冷夏と思えば猛暑日が続き、冬は冬で暖冬だったりと、異常気象も気になってしまうところです…。

それでは、いったいどうして、近年これほどまでに台風が多いんでしょうか?異常ともいえるこの台風の発生回数理由があるに違いありません!

その理由を探っていく前に、まずは具体的に、ここ最近の日本での台風発生回数から見ていきましょう!

近年(今年)の台風の発生回数

まず、今年の台風の発生回数から見ていきましょう。

今年の台風といえば、10月12日に伊豆半島に上陸した台風19号ハギビス」が、日本各地に記録的豪雨をもたらしましたね。これによって、浸水土砂崩れ河川の氾濫などの災害が発生し、多くの死傷者が出てしまいました…。

16日夜の時点では、この台風の影響で重軽傷者346名、行方不明者10名、死者が77名と発表されていますが、その後もその被害者数は増えているようです。59の河川・90か所以上の堤防が決壊しており、まだその被害状況の全容ははっきりとしていないようです。被災者の方々の安否が気づかわれます…。

それでは、2019年1月から今までの台風発生回数は、どれくらいなんでしょうか?

2019年10月15日に発表されている気象庁のデータによると、合計で19回も台風が発生しているようです。

内訳は、

  • 1月:1回
  • 2月:1回
  • 6月:1回
  • 7月:4回
  • 8月:5回
  • 9月:6回
  • 10月:1回

となっています。7月から発生回数がぐんと増え、9月が一番発生回数が多かったようです。現段階では、10月の台風発生は一度のみのようですが、史上最悪の台風となってしまいました…。

2018年の台風発生回数

それでは、昨年2018年の台風発生回数はどうなっているんでしょうか?

気象庁の発表したデータによりますと、年間で発生した台風は29回

内訳は、

  • 1月:1回
  • 2月:1回
  • 3月:1回
  • 6月:4回
  • 7月:5回
  • 8月:9回
  • 9月:4回
  • 10月:1回
  • 11月:3回

となっています。去年は6月に一気に台風が発生し始めています。一番台風が発生したのは、8月ですね。9回も発生していたなんて、びっくりです!

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近年(今年)の台風が多すぎる原因やメカニズムとは?

それでは、どうして日本はこんなに台風が多いんでしょうか?そもそも、どうして台風が発生するんでしょう?

次からは、台風が多くなる原因や、どのようにして台風が発生するのかを見ていきましょう。

台風が多い原因

日本に台風が多い原因は、「地理的な理由」によるものなんです。

日本で台風のシーズンといえば、夏の終わりから初秋にかけてですが、台風自体は季節を問わずに発生しているんです。

台風の元になっているのは、低気圧。そして、日本の南東側の海上には、熱帯または亜熱帯低気圧が起こりやすいんです。そこで発生した低気圧が、風に乗って日本までやってくるんです。

このほかにも、「日本付近の海水の温度が高い」というのも、台風が多い原因となっています。

台風が特に多くなる8月~9月は、日本付近の海水の温度は高いんです。この海水の温度の高さというのは、台風の勢いをキープする助けとなってしまいます。

真夏は日本全体は太平洋高気圧におおわれていて、これがバリアーとなって台風は近寄りづらくなります。反対に、冬は日本寒気におおわれるので、台風はやはり近寄れません。したがって、台風のシーズン8月終わりから9月にかけてなんです。

ところで、去年の日本記録的な猛暑日が続きましたよね。これも、台風の発生を助長する原因のひとつなんです。

高い気温によって上昇気流が起こり、熱帯または亜熱帯低気圧が発生します。暑い日がつづくと、その低気圧がどんどん威力を増し、台風となってしまうのです。今年も、9月に入っても暑い日が続きましたよね。こういった異常気象が、台風の発生回数を増やしてしまう原因となってしまっていたんです!

台風はどのようにして発生する?

上記でもふれたように、台風自体は季節を問わずに発生しています。

この台風が発生している場所は、熱帯の海上です。熱帯の海水は、太陽の日差しが降り注ぐことによって、温められます。そして、この温められた海水が水蒸気に変化して、空気中に上っていきます。これがどんどん上空に上がっていくと、へと成長するんです。

これがさらに成長し大きな雲となり、だんだんを巻きはじめます。この渦を巻くスピードがどんどんと加速し、最終的に台風となるんです。

熱帯は一年中暑いところなので、台風も一年中発生しているんです。ただし、日本へ風が吹かないときには日本にやって来ず、ベトナムやフィリピン・中国などのほうへ台風は進んでいくのです。

台風はどうしたら弱くなる?

大型台風が来る!!」とニュースになっても、実際に日本に上陸するとそれほど強い台風ではなかった、または、途中で消えてしまった…なんてこともありますよね。台風が弱くなる原因って何なんでしょうか?

台風は、陸に上陸すると弱くなるんです。これは、陸の上は海の上とは違い、水分が少ないからなんです。

空気中に蒸発した水分によって勢力を増す台風。つまり、そのエネルギー源である水分が減ってしまうことで、その勢いも弱くなってしまうんです。

さらに、陸の上には山などの障害物もあります。これに台風がぶつかることによって、摩擦が生じます。これも、台風が弱まる原因のひとつなんですよ。

台風が来るのは悪いことばかりではない!

台風といえば、交通機関に影響するだけでなく、時には恐ろしい災害も引き起こします。そんな悪役と思われがちな台風も、実はただ悪いというだけでもないんですよ。

まず、なんといっても、大雨が降ることによって、水不足が解消されるという点。

なんと、一度の台風で、ダムの貯水量5千万トン以上もの水を確保できるというんです!実際に、過去には取水制限がかけられた首都圏の利根川水系ダムに台風がやってきたことで、その制限が解消されたという事例もあるんです。

さらに、海の生態系を守るという効果もあるんです。

台風による強い風は、海の表面の海水をかき混ぜていきます。これによって対流が生じ、海の深いところにある冷たい海水が浅いところの温かい水がかき混ぜられ、海面の温度が適度に下がるんです。

数週間海水の温度が30度以上続くと死んでしまうサンゴにとって、適温は25~28度です。そして、台風によってかき混ぜられて適温になった海水では、サンゴはすくすくと育つことができるんです。

そして、このサンゴの集まりであるサンゴ礁は、海の生き物の1/4~1/3程度を保護するという役目も果たしているので、結果的に台風は海の生態系の保護にも役立っているんです。

さらに、この台風が海水をかき混ぜるということは、海の深いところにある栄養素も海面に浮き上がらせるという効果もあるんです。

このように、台風はマイナスな点だけでなく、プラスな点もあります。でも、あまりにも勢力の強い台風は多くの被害をもたらしてしまいます。なにごとも、ほどほどが一番ですよね。

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近年(今年)の台風が多い理由や原因、メカニズムについて【まとめ】

日本は台風が多い国ですが、これは地理的な理由によります。

熱帯で発生した熱帯または亜熱帯低気圧は、8月~9月にかけて日本のほうに向かってやってきます。さらに、その時期は日本付近の海水の温度が高いので、その低気圧台風に成長しやすいのです。

台風自体は年中発生していますが、季節によって風の方角が変わるので、日本の台風シーズン以外のときは、別の国に台風は進行していきます。

近年の台風が多い理由は、異常気象によるものだと思われます。もう10月の半ばも終わりなので、本来なら台風の時期ではありませんが、もし警報が出た際には無理に外出などせずに、気を付けてお過ごしくださいね。