そろそろ冬も近づいてきて今年の冬が寒くなるのかどうかが気になる所ですね…。
今年は夏がとても暑かったのを今でも覚えていますが、逆に「冬は寒くなるのか?」と少し不安です。ですが実は気象庁によると今年(2018年~2019年)の冬は平年よりも暖かくなる見込みなんですよね!
なので本記事では「今年(2018年~2019年)の冬が寒くない(暖かい)のはなぜ?原因のエルニーニョ現象とは?」と題しまして、今年の冬が寒くない&暖かくなる理由について調査していきます!
それと平年よりも暖かくなる原因としてエルニーニョ現象という現象が関わっているらしいので、その辺りについても調査していきます。
目次
今年(2018年~2019年)の冬が寒くない&暖かい?
今年の冬は気象庁によると平年よりも寒くなく暖かくなる可能性が高いそうです…。ただ北日本(北海道など)は例外らしく、沖縄&西日本&東日本にかけての予想です。
そしてそのように沖縄&西日本&東日本にかけて気温が平年よりも高くなり寒くない可能性が高い理由は西からの偏西風と北からの寒気に原因があるそうです。
その事を分かりやすく表しているのが下の気象庁からの画像です。
上記のように西からの偏西風は南から日本付近で北に蛇行しています!(あと、この画像の右下の「海水温度が平年より比較的高い」に注目しておいてください)
暖かい偏西風が北へ蛇行することで「沖縄→西日本→東日本」にかけて気温が上昇するのでしょう。ただしこの偏西風は北からの寒気により北海道などの北日本へ流れ込むことは無いそうです…。
なので西日本&東日本のみの気温上昇なのですね~。
ただこのような現象が起こる原因としてエルニーニョ現象というものがあるそうです。今年の冬が暖かい理由はこのエルニーニョ現象にあるらしいので早速調査していきます。
今年(2018年~2019年)の冬が寒くない原因の1つエルニーニョ現象とは?
エルニーニョ現象について簡単にわかり易く紹介されている動画があります。
エルニーニョ現象は発生すると、熱帯太平洋の東部で海面水温が平年より高く、西部で海面水温が低くなります。
この水温の変化によって、通常は熱帯太平洋の西部で活発な対流活動が東に移動し、インドネシアや南米の北部では平年より雨が少なく暖かくなります。そうなることで熱帯からの大気の変動を通して、日本では冷夏、暖冬となる傾向があります。
先程の気象庁による偏西風の動きについて予想した画像の右下の部分にあった「海水面が平年より比較的高い」や「熱帯域ではニューギニアの北~太平洋中部で積乱雲の発生が多い」というのがエルニーニョ現象によるものですね。
あとご紹介したように南米ペルー沖の太平洋赤道付近の海面温度が平年より高いのがエルニーニョ現象ですが、この現象と全く逆の現象としてラニーニャ現象というのもがあります。
ラニーニャ現象は本当に性質が全く逆なだけなので日本に与える現象は暑い夏と寒い冬です。今年の夏はとても暑かったのでラニーニャ現象と一時期疑われましたが、実際は違いました。(なので今年夏頃から冬はラニーニャ現象の影響は無かったということです。)
今年(2018年~2019年)の冬が寒くない理由まとめ
いかがでしたでしょうか!
今年(2018年~2019年)の冬が寒くない理由についてご紹介していきました。結局エルニーニョ現象というものから偏西風に影響を及ぼし冬がそこまで寒くないという結論に至りましたね。
ただ、エルニーニョ現象による日本の気温への影響はあくまで平年よりも最低でも0.5℃以上は気温が高くなる程度なので、秋や春ぐらいに暖かい日が続くということではないです。
なので寒さ対策やインフルエンザやノロなどのウイルスについても対策はしておきましょう!
あと今年の冬の気温に関して「いつ頃から寒くなるのか」や「いつまで寒いのか」について調査した記事もあります。関東の降雪予想もありますので是非チェックしてみてくださ~い。⇩

というわけで今回はこの辺で~!最後まで読んでいただきありがとうございました