2018年10月22日に放送された『世界ナゼそこに?日本人』で、医師に吉岡秀人さんという方が取り上げられました。
番組内では「ミャンマーの貧困に苦しむ人々を23年間も無給で救い続ける53歳のスゴ腕男性医師…彼にしかできない手術を求めて患者が列をなす。今まで2万人以上を救ったという彼はなぜミャンマーに?」と紹介されてたので、その理由が非常に早く気になりますよね…。
なので本記事では、吉岡秀人さんがミャンマーで医師として働いている理由についてご紹介していきます。さらに番組が取り上げないであろう、吉岡秀人さんの名言などもご紹介していこうと思いま~す!
目次
吉岡秀人(医師)のプロフィール
名前:吉岡 秀人(よしおか ひでと)
生年月日:1965年8月12日
職業:医師(小児外科)
出身地:大坂吹田市
出身大学:大分大学医学部卒
特別非営利活動法人ジャパンハートの最高顧問&ファウンダーの吉岡秀人さん。
大分大学医学部(偏差値65.7)を卒業後、大阪や神奈川の救急病院で勤務して、さらにその後1995年から1997年をミャンマーで活動します!(つまり『世界ナゼそこに?日本人』で23年間もミャンマーで活動しているというのはこの時の頃からのことを言うのですね。)
ちなみに1997年からは一度日本に戻り岡山病院小児外科、川崎医科大学小児外科講師を経験した後2003年から再びミャンマーに戻ります。
その後2004年にジャパンハートを設立して、現在まで主にミャンマー、カンボジア、ラオス、日本の4つの国で医療支援活動を行っています。
あと先程から挙げられている「特別非営利活動法人ジャパンハート」というのは、発展途上国を中心に活動する日本の国際医療ボランティア団体で、特定非営利活動法人(NPO法人)です。日本でも様々場所で医療活動をしていますが、海外では貧しく医療を受けられない人々を対象に年間2万件以上もの治療を行っています!
そんな素晴らしい特別非営利活動法人「ジャパンハート」を設立してミャンマーなどの貧しい地域の子供達を救おうと思ったキッカケや理由が気になりますね。早速チェックしていきましょう!
吉岡秀人(医師)が無償でミャンマーの子供を助ける理由!
吉岡秀人さんがミャンマーなど日本よりも比較的貧しい国々で子供達を助ける理由はなんなのかということですが、その理由の究極的な所は結局子供を助けたいという気持ちからです。
ただ、その気持ちだけでアレ程の行動力を起こすことができるという単純な話しでは無いと思いますので、そこまで覚悟をもって活動をすることができるようになったキッカケ等を調査していきます。
まずはじめに吉岡秀人さんははじめからミャンマーの国の子供達を助けようと思っていたわけではないです。ですが、30万人以上の村に医師が一人しかいなくて、かつちょっとした病院が2つしかなかった事を目の当たりにして相当驚いたそうです…。
その事から色々な患者を救っていくことを決意して、ミャンマーやカンボジア、ラオスといった国々で活動をはじめました。
ですが、この活動はとても厳しいもので多くの困難に立ち向かったり、命を救えなかった子供を沢山見てきたりと相当苦労したそうです。
ちなみに吉岡秀人さんは医師としてこのような事をコメントしています。
日本のような医療保険のないミャンマーでは、基本的に医療費は全額負担。病院にかかること、ましてや長く入院して行う手術などは、多くの人たちにとって遠い存在である。もし私が手術を断れば、彼らは一生その姿のまま、世間の片すみでひっそりと暮らすことになるだろう。だから私はいつも勇気をふるって、子どもたちの手術をする。
素晴らしいですね…。
吉岡秀人さんが助けた患者や助けられなかった患者のエピソード
吉岡秀人さんがこれまで助けてきた子供のうちの一人で首に大きな腫瘍ができてしまった子供についてのエピソードが以下リンクから確認できます。
上の記事の内容に対する個人的な感想ですが。
このミャンマーで病を罹ってしまった子供を助けることを一度は諦めるものの、二度目に出会った時はなんとしてでも助けたいという気持ちになったという所がこれまでの自分と今後の自分に対してしっかりと向き合っていて素晴らしいな~と思いました。
300万円以上はするであろう医療費を吉岡秀人さんが自腹で全額支払う必要は無くなったそうですが、それでも30万円という大金です。見知らぬミャンマーの子供を助けてあげるその行動力と考えが素晴らしいですよね…。
吉岡秀人(医師)の名言が凄い!
吉岡秀人さんは医師として患者と向き合っていく中で、色々な名言を仰っています!5つご紹介していきます
吉岡秀人さんの名言① 「日本は女性を過小評価しすぎ!」
世界の中で日本のポテンシャルが下がるということは、日本の中で頑張っているではかつてのように世界では通用しなくなるということなのかもしれない。アメリカや中国で頑張っているは世界でも頑張っているという時代かも。中国のこと嫌いな人は多いけれど中国が近くにあるのはもしかしたら幸運かも?
— 吉岡秀人@ジャパンハート (@yoshiokahideto) 2017年11月30日
日本人は女性を過小評価し過ぎ、というのは同感ですね!
今丁度思いついたことなのですが、日本人の名字を決める時に男性の名字が優先されるのってなんでですかね?(笑)
ちなみに女性の名字にしようが、男性の名字にしようが特に違いは無いです。
ですが昭和50年辺りでは女性の名字を姓に名乗るカップルは約1%、今年も約4%とかなり低い数値です…。個人的には「女性でも良いのでは?」と思うのですが、親族関係の人は自分の姓が無くなるのが嫌なのか女性の姓になることに対しては批判的です!
これこそ女性を過小評価している事(というより差別?)だと思うのですが、皆さんはどう思いますか?
夫婦別姓が認められていないのも、先進国では日本ぐらいなのではないでしょうか?
吉岡秀人さんの名言② 「素直に褒めれる人になりたい」
人の長所を素直にほめれる人間になりたいと常々思う。昔からおべっか言うのは苦手でへりくだった心があると何となく惨めな気持ちになるので、上手く人がほめられなかった。でも最近はいいものはいいと心から言いたくなる。歳を重ねたせいかな?素直にほめるとは損得がないこと。
— 吉岡秀人@ジャパンハート (@yoshiokahideto) 2017年8月28日
あ~、分かります!素直に褒めるって自分の気分に左右されることでできる時とできない時があるんですよね~。
吉岡秀人さんの名言③ 「優しい人とは…。」
イケメンや美人でもないのにとてもモテる人や芸能界でも、例えば出川哲朗さんのように長い間ずっと活躍するする人の特徴はとてもいい人だということだと思う。人に優しくするのは瞬発力だからDVの男にもできるけど、いい人であるというのは川の流れのようなもので、生みだすのに長い年月が必要となる。
— 吉岡秀人@ジャパンハート (@yoshiokahideto) 2018年1月3日
いい人は長い年月が必要になるというのは、確かにそうかもしれないですね…。
吉岡秀人さんの名言④ 「どこで頑張るかが重要だ。」
世界の中で日本のポテンシャルが下がるということは、日本の中で頑張っているではかつてのように世界では通用しなくなるということなのかもしれない。アメリカや中国で頑張っているは世界でも頑張っているという時代かも。中国のこと嫌いな人は多いけれど中国が近くにあるのはもしかしたら幸運かも?
— 吉岡秀人@ジャパンハート (@yoshiokahideto) 2017年11月30日
個人的にはあまり賛成では無いですね…。僕はどこで頑張るかが重要というよりどんな所でも良いからその中でどう頑張るかが重要だと思っています!
皆さんはどう思いますか?
吉岡秀人さんの名言⑤ 「毎日楽しくない理由は自分のできる範囲でしか行動していないからだ」
小学生の長男に毎日楽しい時間を生きているか?満足いく毎日か?と問いかけた。毎日面白くないという。何故だと思うか?と再び問いかけたら分からないと。それは自分の才能や能力以下の毎日を生きているからだと伝えた。目の前の課題に素直に一生懸命取り組め。自分の能力一杯まで振り切れと伝えた。
— 吉岡秀人@ジャパンハート (@yoshiokahideto) 2017年7月27日
なるほどです…。
以上で吉岡秀人さんの名言を5つご紹介していきました。吉岡秀人さんの言っていることの全てが正しいというわけではないと思いますが、考えさせられる真面目な内容でしたね!
吉岡秀人(医師)まとめ
いかがでしたでしょうか!
吉岡秀人さんのプロフィールや名言、また吉岡秀人さんがミャンマーなどの貧しい国々で小児外科に携わってる理由などについてご紹介していきました。
吉岡秀人さんは「人の命を全て助ける事は不可能だから、その患者や患者の家族の心を癒やす事を一番の大事に考えている」と発言しています。
なのでこれからも吉岡秀人さんその他非営利組織活動団体の方々にはミャンマーやカンボジア、ラオスなどで行われている、子供達の治療を頑張って欲しいですね!あと吉岡秀人さん自身も体調には気を付けてほしいです。
というわけで今回はこの辺で~。最後まで読んでいただきありがとうございました!